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Hattori OB/HR Labo

​​組織と人を科学する

ホーム: ようこそ!

HATTORI OB/HR LABOについて

​人より少し深く,少し楽しく,少し遠くに

神戸大学大学院経営学研究科,服部研究室です。
経営学,特に人事と組織行動の領域に関わる研究・教育・実践に関わる学生,研究者が所属しており,様々なテーマで日々活動をしています。


Modern Office
ホーム: 概要

研究テーマ:Laboが扱うドメイン

Hattori OB/HR Laboは、(1)人事部門によって行われる人事管理(human resource mamagement)と,(2)組織の中の個人の行動/心理に関わる組織行動(organizatinoal behavior)のいずれかに関わる研究に従事しています。定量データ,定性データの分析に基づいて,良質のロジックとエビデンスを社会に発信することを目指しています。企業とのコラボレーションもおこなってていますので,関心のあるテーマがありましたら,ぜひお声がけください。

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​日本企業の採用活動に関わる研究
Hiring activities in Japanese companies

長きにわたって継続してきた日本企業のドミナントデザイン(支配的/標準的なデザイン)が,2015年頃になぜ,どのようにして,新しい方向へと変化していったのか。その理由,メカニズムを,定性・定量的アプローチを駆使して探求。

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​スター社員の創発と要因,そのマネジメントに関わる
star employee

特出した高い成果を上げ,かつ,労働市場において高いビジビリティを示すスター社員が,内部労働市場の発達した日本企業の中でどのように創発するのか。そのような社員を,企業はどのようにマネジメントすれば良いのか。いわばスター社員の生態に迫る研究。

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​人事評価と評判の研究
evaluation and reputation in organization

​​組織の中には,個人の優秀さを検出する複数のメカニズムがある。このプロジェクトでは,人事評価システムによって行われるフォーマルな「評価(evaluation)」と,人々のネットワークの中で行われる「評判(reputation)」に注目し,組織の中でどのように「優秀」な人材が顕在化するか,ということを検討する。

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​日本企業の雇用管理と心理的契約,特別扱いに関する研究
employment relationship and psychological contracts in Japanese companies

​「長期雇用保障(longterm employment)」のように,日本企業においては,組織と個人の間の重要な約束が,文章化されず,法的な拘束力を持たない心理的契約(psychological contracts)によって支えられてきた。こうした視点に立った時,様々な価値観,組織への期待,キャリア志向を持った個人が流入する今日の日本の雇用は,どのように理解することができるのか。加えて,近年現れつつある組織における「当別扱い」を,どのように考えればよいのか。心理的契約/I-dealsといったコンセプトを用いて,この問題に切りこむプロジェクト。

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経営学と実践の関係についての研究

​経営学はどのように、実践に役立ちうるのか。そもそも「役立つ」とはどういうことなのか。応用社会科学に特有のこのアポリア(難問)に、理論的、実証的、さらには現場での臨床によって切り込むプロジェクト。

ホーム: サービス内容

Hattori OB/HR Laboのメンバー:大学院

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​​服部泰宏/ Yasuhiro Hattori

​教授/研究リーダー

メンバー1

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博士課程後期課程
[研究テーマ]
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博士課程後期課程
[研究テーマ]
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ホーム: スタッフのご紹介

Hattori OB/HR Laboのメンバー:学部(現役)

多肉植物

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メンバー1

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ホーム: スタッフのご紹介
Office

アルムナイ

ホーム: スタッフのご紹介

​[神戸大学経営学部1期(2021年度卒)]

●石井菜々
絵画が対話に与える影響についての研究

●内本薫
成長と欲求の関係についての研究

●嘉手苅光

締め切りを守るためにはどうすればよいのか:時間的展望とペーシングスタイルの観点から

●坂本祐実子
大学の部活やサークルにおける愛着に関する研究
●島千聖
上司-部下相互のVoice行動とその受け取り方について
●下沖瑠那
「支援関係」における失敗の研究: 依存関係の予防と改善に注目して
●高木吏輝
上司の交代が職場のパフォーマンスに与える影響の検討
●武井悠輔
大企業の転職市場におけるリファラル採用戦略
●寺岡宇宙
外向性と雑談戦略の関係性に関する研究
●西原有紗 
日本企業の人事管理領域におけるマネジメントファッション研究:ジョブ型雇用を事例に

●林広大
副業制度を促進させるための要因に関する研究
●山口潮
変転するモチベーションとその自己調整についての考察
●山下莉沙
​日本企業におけるアルムナイネットワーク普及に向けた課題

​[神戸大学経営学部2期(2022年度卒)]

●石田航
営業職における外向性パーソナリティと職務ストレスの関係性に関する研究
●太田彩

採用担当者のSNSの拡散が就活生に与える影響に関する研究

●皆藤あすか

対人サービス職における表層演技と深層演技の先行変数の異同に関する研究
●川戸慧士
日本型人事管理モデルが外国籍社員に与える影響

●金慶樹
キャリア効果性からみたプロボノ活動に関する研究
●田川敦貴
ハイブリッドワークのリーダーシップ行動に関する探索的研究
●中村瑞希
配属ガチャに関する探索的研究
●Pitis Robert
The impact of telework on employee
satisfaction: Investigating the mediating role of organizational citizenship behavior and team-member exchange in the automotive industry in Japan

●福家汐織

オンライングループディスカッションにおける評価の妥当性と確認されたハロー効果に関する研究

●山田凌也
心理的資本開発メカニズムに関する探索的研究: 学生の越境経験に着目して

​​研究成果

[書籍]​

  • 『組織論レビューⅢ: 組織の中の個人と集団』,2022年10月 [分担]

  • 『コロナショックと就労:流行初期の心理と行動についての実施方分析』ミネルヴァ書房, 2021年11月 [共著]

  • ​『考える経営学』有斐閣, 2021年6月 [共著]

  • 『企業競争力を高めるこれからの人事の方向性』労務行政, 2020年10月 [分担]

  • 『感染症時代の経営学』千倉書房, 2020年11月 [分担]

  • 『組織行動論の考え方,使い方:良質のエビデンスを手にするために』有斐閣, 2020年7月 [単著]

  • 『組織行動 — 組織の中の人間行動を探る』, 有斐閣, 2019年4月 [共著]

  • 『日本企業の採用革新』, 中央経済社, 2018年8月 [共著]

  • 『採用学』, 新潮選書, 2016年5月 [単著]

  • 『日本企業の心理的契約: 組織と従業員の見えざる約束(増補改訂版)』, 白桃書房, 2013年10月(初版は2011年5月) [単著]

  • 『Global Leadership Perspectives: Insights and Analysis』 , SAGE Publications, 2018年4月 [分担]

  • 『日系企業の知識と組織のマネジメント: 境界線のマネジメントからとらえた知識移転メカニズム』, 白桃書房, 2018年3月 [共著]

  • 『やさしい行動経済学』, 日経ビジネス人文庫, 2017年12月 [分担]

  • 『人材開発研究大全』, 東京大学出版会, 2017年 [分担]

  • 『日本企業のキャリア研究: 組織人のキャリア・ダイナミクス』, 白桃書房, 2013年8月[分担]

  • 『組織論レビュー: 組織とスタッフのダイナミズム』, 白桃書房, 2013年6月 [分担]

  • “International Studies in Time Perspective”, Coimbra University Press, 2013年 [分担]

  • “Challenges of Human Resource Management in Japan”, Routledge, 2010年10月 [分担]

  • 『Jリーグの行動科学:リーダーシップとキャリアのための教訓』, 白桃書房, 2010年8月 [分担] など

[論文] 公刊済

  • "The Effect of Organizational Sales Management on Dealership Performance" International Journal of Automotive Technology and Management ※査読有

  • 「米国企業との比較に見る日本企業の採用課題」『一橋ビジネスレビュー』 8-24 2023年6月

  • 「組織行動研究におけるリサーチ・プラクティス問題: 学説史的な検討」『経営学史学会年報: 多面体としての経営学』30 66-81 2023年5月.

  • 「スター研究の展開と課題:統合的文献レビュー」『日本労務学会誌』2022年11月※査読有

  • 「中小企業の中で創発する2種類の優秀さ:人事考課と社内評判の弁別」『商工金融』2022年.

  • 「産学連携型の共同研究における学術的成果と実践的成果の両立: 質的比較分析(QCA)による先行要因の探究」『経営行動科学』33(3), 2022年 ※査読有

  • 「社内の評判と人事考課:概念間の関係性と影響要因の探求」『経営行動科学』34(1), 2022年. ※査読有

  • 「社員の能動性を育む人的資源管理施策:JAL再建過程におけるフィロソフィ教育とJALOODA導入の事例分析」『国民経済雑誌』226(2), 2022年.

  • Investigating the effect of idiosyncratic deals in Asian countries: A cross cultural analysis in Singapore, Thailand and Japan. International Journal of Cross Cultural Management, 14705958211024279, 2021年.※査読有

  • 「日本企業におけるスター社員の実態に迫る」『一橋ビジネスレビュー』68(4), 2021年

  • 「就労環境の変化が職務ストレスに与える影響」『日本労働研究雑誌』 729, 2021年

  • 「文献レビューの書き方に関するレビュー: 過去の要約,統合,批判から未来を紡ぎ出す考え方と技術の整理」『国民経済雑誌』第222巻, 5号, 2020年.

  • ​「分断に架橋する: 組織調査プロジェクトが目指すもの」『組織科学』第53巻, 4号, 2020年

  • 「価値評価実践としての採用革新: 三幸製菓における人材の価値づけの連続的変化」『日本情報経営学会誌』第40巻, 1号, 2020年.※査読有

  • 「多様化する働き方と心理的契約のマネジメント」,『一橋ビジネスレビュー』, 第66巻, 第1号, 8-30頁. 2018年

  • 「アメリカ企業の採用動向と日本企業への示唆」,『経営アカデミーレポート』, 2018年

  • “Design of Psychological Contracts in Japanese Firms and Their Binding Force”, Journal of Organizational Culture, Communications and Conflict, Vol. 22, Issue. 1. 2018年.※査読有

  • 「日本企業の採用における多様な入り口の設定の発生: 質的比較分析(QCA)に基づく先行要因の探求」, 『日本知的資産経営学会誌』第3巻, 22-38頁, 2017年.※査読有

  • 「日本企業の採用活動と「遊び」の接近: 株式会社IMJのケース」, 『横浜経営研究』, 第38巻, 第1号, 2017年8月

  • 「内々定獲得確率へ与える影響についての経験的研究: コックス比例ハザードモデルの適用」, 『横浜経営研究』, 第37巻, 第3・4号, 29-41頁, 2017年4月

  • 「採用機能の革新と連続性に関する実証研究」, 『一橋ビジネスレビュー』, 第64巻, 第1号, 8-22頁, 2016年6月

  • 「人材管理の基底としての個人-組織関係: 欧米における研究の系譜と日本型マネジメントへの示唆」, 『横浜経営研究』, 第37巻, 第1号, 85-109頁, 2016年6月

  • 「経営学の普及と実践的帰結に関する実証研究」, 『経済学論究』, 第69巻, 第1号, 61-86頁, 2015年6月

  • 「心理的契約不履行の効果のバリエーションに関する研究」, 『山梨学院大学現代ビジネス研究』, 第8巻, 97-112頁, 2015年2月

  • “Impact of Career Change on Employee-Organization Relationship: A Case of Japanese Company”, Journal of International Business Research, Vol.14, pp.180-193, 2015年1月.※査読有

  • 「経営学普及に関する「エビデンス」」, 『彦根論叢』, 第399巻, 38-53頁, 2014年3月

  • 「経営学に関する宣言的知識: 普及状況の実態調査」, 『日本情報経営学会誌』, 34巻, 2号, 40-50頁, 2014月2月

  • “Psychological Contract Development during Different Career Stages: A Comparative Study of New Recruits and Veterans in a Japanese Company”, 『横浜経営研究』, 第34巻, 第2・3号, 15-34頁, 2013年12月

  • 「職場への経営理念浸透が心理的契約不履行の成果に及ぼす影響: 階層線形モデルによる検討」, 『人材育成研究』, 第8巻, 第1号, 21-38頁, 2013年3月.※査読有

  • 「相互依存的な職務設計と動機づけの関係」, 『組織科学』, 第46巻, 第2号, 64-74頁, 2012年12月.※査読有

  • 「日本企業の組織・制度変化と心理的契約: 組織内キャリアにおける転機に注目して」, 『日本労働研究雑誌』, No. 628, 60-72頁, 2012年11月

  • 「組織における契約の諸相」, 『組織科学』, 第46巻, 第1号, 4-17頁, 2012年9月

  • “Self-regulative Changes in Psychological contracts over Time:A case of Japanese Pharmaceutical Company”, Journal of International Business Research, Vol.10, pp.19-34, 2011年6月.※査読有

  • 「心理的契約の収斂に関する研究: MBAデータとA社データの比較に基づく探索的検討」, 『人材育成研究』, 第5巻, 第1号, 29-44頁, 2010年3月.※査読有

  • “Incremental and Discontinuous Change of Psychological Contracts over Time”, Hirao School of Management Review, Vol. 1, pp.32-55, 2010年1月

  • 「日本企業における心理的契約: 契約内容と履行成果」, 2009年3月

  • 「日本企業における心理的契約の探索的研究:契約内容, 履行・不履行, 企業への信頼に対する影響」, 『組織科学』, 第42巻, 第2号, 75-88頁, 2008年12月.※査読有

  • 「転職経験による心理的契約の異同に関する研究」, 『経営行動科学』, 第21巻, 第3号, 229-237頁, 2008年12月.※査読有

  • 「日本的経営の再考: 組織と個人の関係性の視点から」, 『六甲台論集』, 第55巻, 第2号, 83-99頁, 2008年6月

  • 「組織と個人の相互義務パターンの類型化とその規定要因に関する探索的研究」, 『六甲台論集』, 第55巻, 第1号, 1-13頁, 2008年6月

  • 「心理的契約研究の展開と課題」, 『人材育成研究』, 第3巻, 第1号, 51-63頁, 2007年3月.※査読有

[学会賞など]

  • 2010年 第26回組織学会高宮賞(論文部門)

  • 2014年 第1回人材育成学会論文賞

  • 2016年 日本の人事部「HRアワード」書籍部門最優秀賞受賞

  • 2019年 日本の人事部「HRアワード」書籍部門入賞

  • 2020年 労務学会賞(学術賞)

  • 2020年 労務学会賞(奨励賞)

  • 2021年 日本の人事部「HRアワード」書籍部門入賞

  • 2022年 第38回組織学会高宮賞(著書部門)

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お役立ち情報,随想など

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組織行動、人事管理領域のアカデミックな議論への入門に、ぜひ読んでほしい50冊のリスト

MBA生や社会人大学院生などで、組織行動/人事管理領域に世界に入門した方々に向けた、『組織行動、人事管理領域のアカデミックな議論への入門に、ぜひ読んでほしい50冊のリスト』を久々に更新しました。
お時間のあるときに,ご覧ください。

​​因果関係に迫る質的比較分析について

Ragin(1987)によって提唱された質的比較分析(qualitative comparative analysis: QCA)は、社会現象における事例を複数の特性の組み合わせとしてとらえ、事例間の類似と差異を体系的に検討することを可能にする手法として、社会学や政治学の世界を中心に注目を集めています。経営学でまだ研究蓄積の少ないこの方法について,平易に紹介しています。

​「組織と個人の関わり合い」に関する文献リスト

COVID-19によって,「組織と個人の関わり合い」にもなんらかの変化が生じてくるのだと思います。しかし他方で,例えばマックス・ウェーバーのいう官僚制など,過去100年を通じてほとんど変わることのなかった組織編成原理があったこともまた,事実です。この段階で,「組織と個人の関わり合い」に関して,社会科学はこれまでに何を語ってきたのか,ということを考えてみる必要があるのではないでしょうか。

社会調査について最低限知っておくべきこと

​​社会調査,とりわけ統計学の(学部レベルの)基本的な考え方について解説した資料です。

文献レビューについて

「調査方法」パートも「分析結果」のパートも「ディスカッション」パートも全て大事なのですが,しかし文献レビューは,あらゆる論文の心臓部だと考えて良いと思います。そして,そこそこ経験のある研究者であれば,レビューパートを読むだけで,その人のおおよその力量がわかってしまうものです。文献レビューに関わる11の主要文献をあげておきます。

​​研究者を目指す人のための文献リスト

経営学、とくに組織行動論の分野で研究者を目指す人たちのための文献リストです。服部が勝手に選んだものですが、それなりに考えたリストです。

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​​研究室へのアクセス

神戸市灘区六甲台町2−1
神戸大学六甲台第1キャンパス
第3学舎5階504研究室

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